当クリニックでは、光を使った虫歯探知機を用いて、虫歯の進行度を診断しております。
検診などでよくある悩みとして、
「虫歯と言われたけど、本当に虫歯なの?」
「目でさっと見ただけで本当にわかるの?」
という声をよく聞きます。
目で見る視診には限界があるのですが、
そこで当クリニックでは正確に虫歯の進行度を調べることができる機械を用いております。
この機械のすごい点は、
虫歯にも進行状態で色々と種類があります。
初期虫歯COと呼ばれる状態であれば、予防処置で進行を抑えるだけで大丈夫。
それより進行した虫歯でも、状態によっては特殊なお薬を塗るだけで、大丈夫なのです。
子供の歯(乳歯)はとても薄いのです。
削るとすぐに神経まで穴が開いてしまい、痛い思いをさせることになってしまいます。
いかに削らないで治すかが、いかに痛くないかにつながるのです。
また、よく誤解される「乳歯の虫歯などが次はえてくる永久歯に飛ぶのではないか?」
全くそんなことはございません。
乳歯の虫歯はたとえボロボロでも永久歯に入れ替わると一度リセットされます。
ただし、あまりにぼろぼろの状態は歯並びに影響を与えることがありますが…。
お口の環境が虫歯になりにくい状態を作っておけば、たとえ乳歯の段階で虫歯が多かったとしても、
永久歯を健全な状態で維持させることができるのです!
当クリニックでは、最終的に
“永久歯が生え揃った時に、虫歯になりにくいお口の環境を作る”事を目標としています。
何十年も健康に使える永久歯列をプレゼントすることは、
親からの最高のプレゼントだと考えています。
乳歯の時期に、多く歯医者に通った子供ほど、 永久歯になってから虫歯が少ないというデータがあります。
少しでも子供たちにいい口腔衛生習慣、環境を作るため、
ご理解の程をお願いいたします。